Jazz同窓会

昨日は、青梅線小作駅前にあるライブハウス、”ロッククラブ”で10数年来のJazz仲間たちと久しぶりのライブ。

「お~、久しぶり。」てな簡単な挨拶で始まった演奏は、予想どおりめちゃめちゃ楽しかった!

Tpのふとちゃん、Bassのルーピー、Dsのマレッティー、そして初めてお会いしたSaxの太田先生( ドクターだそうです )、飛び入りのトランぺッター国夫くん、そしてお店のボーカリストまこさん。

 

”ロッククラブ”って名前でちょっと思っていたイメージとはまったく違って、マスターの垢抜けたセンスがあちこちで光る店内は、”Jazzのお店”って言ってもいいくらいのJazzyな雰囲気がいっぱいで、リハの時から何だか嬉しくなってしまった。

ふとちゃん、ルーピー、マレッティー、いい年のおじさん( 失礼!)をこう呼ぶのも凄いことだが、私も凄いことに”ミッチー”だ(笑)。

 

この人たちと出会わなかったら、今、私はJazzをやっていなかったと思う。

大学のJazz研とか( なんで研究会?)、Jazz評論家とか( 評論するんだったら一度演奏してみましょう!)、公民権運動からJazzを語る人たちとか( 音楽に政治を持ち込むの?)、とにかく面倒くさいJazzとは何かみたいな定義を飛び越えて、ただJazzは楽しいねって最初に教えてくれたのが彼らだ。

気持ちの良い音を出す、本当にただそれだけの事なのだと教えてくれた。

良い出会い方を最初にしていたからこそ、今までずっと楽しくJazzを続けてこれたのだと思う。

 

社会的な仕事をきちんとやりながら、趣味としてJazzを続けている彼らを見ていると、音楽を仕事にする事の意味や矜持を考えてしまう。

音楽と、生きる事とを切り離して考える事が出来ない私に、選択の余地はまったくないのだが....(笑)。   

 

飛び入りでトランぺットを演奏してくれた国夫くんは、なんと13歳、中学1年生だ。

これから沢山の練習と勉強と経験を楽しんでほしいと思う。

こんな若さで、ここまで表現する力があるなんて本当にびっくりした。