グレ男(ぐれお)とアボ子(あぼこ)

うちの狭いベランダで、窮屈そうに並んでいるグレ男(右)とアボ子(左)。

グレ男は10歳くらい、アボ子は2歳くらい。まさかこんなに大きくなると思わなかったから誕生日はいつだったか覚えていない。ごめんね....。

グレ男は、ほぼ10年前のある日の朝食のグレープフルーツ、一番大きくて立派なゴロンとした種から生まれた。

アボ子は、ほぼ2年前のある日の夕食のアボガドサラダ、捨ててしまうには惜しいほどつやつやと美しい種がキッチンのシンクに残っていて、試しに土に植えてみたらすぐに元気な芽を出した。ひょろひょろと背丈だけは伸びたが、まだまだひ弱で頼りない。

そこへいくとグレ男はさすがに兄貴分だけあって、背丈は私を優に超え(170cmくらいか...)、根元の幹も本当に太くて、大地に植え替えればすぐに大木に成長するだろうくらいの勢いだ。

 

今でこそほとんど放任だが、グレ男が小さい頃はけっこう大変だった。

どんどん大きくなるのであわてて植物園に育て方を問い合わせ、鉢を何回も大きくし、旅行に出る時は数日でも心配で友人にむりやり預け、風の強い日は倒れやしないか夜中にブラインド越しに何度もベランダを確認し、蝶の子どもが葉っぱをむしゃむしゃ食べているのに気付いた時は真っ青になり、今思い出すと笑っちゃうくらいのドタバタ育児・初心者ママだった(笑)。

むりやり預けられた友人は、さぞかし私がモンスターペアレントに見えたことだろうと思う...。

 

逞しく成長したグレ男だが、最近気になっている事がある。

昔、植物園の方に「日本の気候でグレープフルーツは無理ですが、観葉植物としてなら大丈夫でしょう。大事に育てて下さい。」と言われたから花や実を期待した事はないのだが、それでも、葉っぱに顔を近づけるとちゃんと柑橘系の爽やかな香りがして「あんたはグレープフルーツなんだねぇ...」と妙に感動しつつ納得したものだが、最近、その香りがほとんどしないのだ。

高貴な出自を忘れて夜な夜な不良仲間と飲み歩いている貴族の息子、てな画像が一瞬目の前に現れて軽く焦った。

これ以上背丈が伸びると困るからと肥料をあげていないせいか....それとも近頃の異常気候のせいか、去年、葉っぱにいた青虫があんまり可愛かったのでそのままサナギになるまで観察しちゃったせいか....。

 

いろいろ思い悩むとこのまま狭いベランダに置くのも不憫に思えてきて、いっそグレ男とアボ子を実家の庭に移送しようかと考えている。

それにしてもどうやって運んだらいいんだろうなぁ....(困)。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    nagao (土曜日, 23 6月 2012 23:39)

    グレープフルーツの種とアボガドの種をこんなに大きくなるまで育てた田崎さん・・。ウケました(^^)

  • #2

    michiko (日曜日, 24 6月 2012 09:35)

    いったん芽を出すとどんどん大きくなるから、なかなか”けなげ”でね...(笑)。青虫くんも可愛かったなぁ。さなぎになって、大空に飛んでいきました^o^//