外車ー補記

前回の記事で、思えばお洒落な外車にたくさん乗せてもらったなぁ、、なんて書いたら、「美知子さん、随分モテたんですねぇ!」と大変な誤解をした方が何人かいらっしゃった。

ん~、ちょっと違うんだよなぁ....。

ってことで、今回は『ミュージシャンと車と女性についての一考察』ー独断と偏見に基づく私見を述べたいと思う(笑)。

( 私の知っている数少ないミュージシャンたち限定。)

 

まず、カッコいい車に乗ってカッコいい音楽をやっているカッコいいミュージシャンには、間違いなく、熱心な追っかけ女性ファンがわんさかいる。

彼女たちはライブに何十回も通い、手紙やプレゼントを手渡して何とか親しくなりたいと切望するが、なかなかうまくいかない。

ミュージシャンたちはあとあと面倒な事が起きそうな相手には天性の勘が働くみたいで、熱狂的な女性ファンほど絶妙な距離をとられてたりする。

結構、女性に対しては慎重な人が多いのだ。( 過去に痛い目にたくさん遭ったから?・笑 )

そして、コンサートやライブの前後は彼らは控え室にいてなかなかゆっくり話す機会がない。そういう意味では、ステージの上と下ははっきりと区別されていてファンとの交流は少ない。

つまり、ミュージシャンと親密になる為のハードルはかなり高い。

 

人気のあるミュージシャンが、偶々あるファンを自分の車に乗せるなんて事は、少なくともパブリックな場面ではほぼ無い。( 私が知らないだけかもしれないけど。)

彼らのお洒落な車に乗れる女性は、恋人か奥さんという特別な存在かマネージャーや仕事関係で、私はその仕事関係者だった訳だ。

リハーサルや録音の仕事が終わって、

「電車で帰るんだったら最寄りの駅まで送ってあげるよ。」

「ありがとうございま~す!」「わ、ポルシェだ~ !!」

てな流れだったので、「美知子さん、随分モテたんですねぇ!」と言われた瞬間、どうしてそういう事になるのか全く分からなかった(笑)。

 

ついでに、『Jazzミュージシャンと車と女性についての一考察』。

数年前からJazzのライブに行くようになった。

憧れのピアニスト・○○さんが演奏前から店内をうろうろしている。

「わぉ!○○さんだ!」

「お、みっちゃん。一人で来たの?」

声を掛けてもらってぼっと舞い上がっていると、間もなく凄い演奏が始まって興奮でぼっとなり、演奏後の余韻にまたまたぼっと舞い上がっていると、彼が再び店内をうろうろしている。

控え室がないJazzのお店が多いからか、お酒を片手にお客さんたちと話すのが好きなのか、それがJazzライブの昔からのスタイルなのか、ステージの上と下は渾然一体でJazzミュージシャンとファンとの交流は限りなく密だ。

「みっちゃん、酔いを醒ましたら車で送ってやるよ!」

 

そんな言葉にびっくり仰天したのも最初のうちで、車で送ってもらうというのがそれほど特別な事じゃないというのが周りを見て分かってきた。

音楽を通じて、まるで友人のように気さくに接してくれるのがJazzミュージシャンだ。

そのフレンドリーさと、音楽性のあまりの高さのギャップがもの凄く魅力的で、すっかりJazzの世界に引き込まれてしまった。

今では私も、ライブ後にお客さんたちと話すのが大好きだ。

 

因みにJazzミュージシャンと車と女性についてだが、女性じゃなく男性ファンを車で送っていってあげるという親切なミュージシャンにはあまり会ったことがない(笑)。