鬼の霍乱をネットで調べたら「ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ。」とあった。
ふむ....。
日曜日の夕方に新潟から帰って来た。「やれやれ疲れた、、。」お風呂上がりに軽く一杯飲んで早くに寝てしまった。
朝、いつも通りに起きるとどうも調子が悪い。
それでも午前中はフライヤーの手配とかで忙しくしていたが、お昼になってご飯を食べられそうにないと気づいた。
このめちゃくちゃ久しぶりの最悪な感じ、、私、きっとすっごい熱あるわ、、。
へなへなとベッドに倒れ込んで、そのまま2日間寝込んだ。
今は熱も下がってお粥を食べているが、まさに鬼の霍乱だったな、と思った。
しかしなんで『鬼』なのか?
ネットの故事ことわざ辞典では「病気などしたことない人を、強くて丈夫な鬼にたとえて、」と解説していた。
へぇ、元気な鬼ってことか、、恐くない鬼もいるんだね。
私は普段、仲の良い友だちやお客さんや、先輩のミュージシャンからさえも「みっちゃんは恐いからねぇ!」とよくからかわれる。
みんな冗談で言っているのはわかるけれど、私は一度だって相手を怖がらせようと思ったことはないので、そう言われると本当に途方にくれる。
どうして?と思わず相手に訊ねてみたくなるが、また怖がられそうなのでそのまま聞いておく。
まぁ、あまりにストレートな物言いは気を付けなさいということだな。
そういえば、うんと小さな頃に母がそのような事を言っていたのを思い出した。あの時ちゃんと言うことを聞いておけば良かった....(ー_ー)
あれ、だいぶ横道に逸れてしまった。
この2日間、何もせず何も考えず( 熱があるとさすがに脳もお休みだ )、ただひたすら寝た。
時々、PCのNHKオンデマンドで『その時歴史が動いた』なんて昔の番組を見ていても、途中でまた寝てしまう。よくもこんなに寝られたものだ。
知らず知らずのうちにたまった疲れが起こした鬼の霍乱だったかもしれない。
ちょうど新潟に帰っていた時、高校時代の同期の仲間たちが集まる会があって、そこで1年前にみんなと撮った写真を受け取った。
両親の納骨・父の一周忌が終わって東京に引っ越す前日だ。
なんだか自分じゃないような変な感じがした。不自然な笑顔が、あの当時の張り詰めた気持ちを思い出させた。
そうだ、あのぴりぴりと緊張した心のまま、この一年を過ごしたのだ。
きっと体と心がさすがに音を上げたのだろうな、、。
ついでに言えばこの3日間、お酒を一滴も飲んでいないから、お腹と肝臓くんにも久しぶりに良い休養になったはずだ(笑)。
ゆるゆるとまた活動開始である。
気持ちをほぐして、肩の力を抜くことから始めよう。
今晩から晩酌も再開だな....(笑)。
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