平昌オリンピックが閉幕した。
うちは相変わらずテレビがないので、もっぱらインターネットで配信されるニュースを見るだけだったが、日本の若い選手たちの活躍には本当に感激した。
競技結果への不安や周りからのプレッシャーは、オリンピックともなればきっととんでもなく大きいはずだ。
でもニュース映像で見る選手たちからは、自分を信じる強さと、すべての努力の先にある結果を楽しもうとする余裕さえ感じた。
以前、このブログで、将棋の藤井聡太六段のことを書いた。
年若い勝負師の心の強さについて、ちょうど彼のプロ入りと同時期に見た、アメリカの天才チェスプレイヤー、ジョッシュ・ウェイツキンの伝記的映画の感想を交ぜて書いてみた。
”才能がある者に周りの者たちは無責任に期待し、期待が裏切られた時には無慈悲に失望する。スポーツや芸術の世界でも、一流の人たちはみんなその恐ろしさと戦っているのだ。”
(2017.7.20『ボビー・フィッシャーを探して』)
自分に勝つということは、実際の相手に勝つことより、ある意味難しいことなんじゃないか、とその時思った。心が強くなければ、生き残れない世界なのだ。
今回のオリンピックで一つ、気が付いた事がある。
日本の選手たちを支える環境だ。
競技への重苦しい不安やプレッシャーを乗り越えられるだけの力強い応援とサポート、そして国民からの暖かい愛情。
この試合には絶対に勝たなくてはいけない!なんて怖い顔で言う人は、ほぼ皆無だった。
選手たちが自分の全力を出し切る事が重要なのであって、結果はどうあれ、それを見守って声援を送るのが私たち国民のできる事だ!そんなふうに、ほとんどの日本人は思っていたんじゃないだろうか。
ネットに書き込まれた他国の人たちのコメントやニュースなどを見ると、日本との違いにちょっと驚く。
日本人のスポーツ精神は成熟しているなぁ....と思う。
オリンピック・アスリート達の写真は、全てがとても美しい。
特に冬季は、背景が純白の雪と氷なので格別だ。
今回の写真の中で私が一番好きな写真は、スピードスケート女子団体追い抜きで、世界一の強豪オランダを破って日本女子が金メダルをとった時の授賞式だ。
両隣りの大きな外国人選手たちと比べて、日本の選手があまりに小さく可愛いらしくてびっくりした。
大人と子供と言っていい程の体格差、体力差がありながら、彼女たちは知恵と気力とチームワークで勝ったのだ!
マジで感動して涙が出た、、。
(産経ニュースより)
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ぅぉ (火曜日, 06 3月 2018 01:30)
オリンピック以前より興味なく、この度もまぁ、全然みてないですが。
日本選手、小さくてかわいらしいとの記述みて、その下の写真見たら。
一段高い所に居る分差し引いても、大差ないのでは・・・と思うも、
あージャンプして中に浮いてるのですね。w
て、ゆうか、左右の選手がおっさん(イケメンではあるけれど)にしか見えないのは
気のせい?
michiko (火曜日, 06 3月 2018 08:29)
おっさん、、(爆)!
オランダは、とにかくおっきい人が多いです、普通の人でも。
写真で見ると、日本選手の中でも身長差がずいぶんありますね。