Lament

jazzの仕事を始めてまだ数年だが、著名なミュージシャンの突然の死を、三度、身近で知った。

 

本田竹博さんが亡くなる少し前、高田馬場GateOneの地階から、ライブを終えて階段をしんどそうにゆっくりあがっていく彼の後ろ姿を、みんなで心配そうに見送った。

体調がずっと良くないことは私も聞いていた。

本田さんが亡くなったと知らされた日の、橋本信二さんとマリ子さんの青ざめた顔を覚えている。

 

セシル モンローさんが亡くなった時は、たまたま私用で久しぶりに連絡した福田重男さんが、突然の訃報に、おびただしいメールと電話の対応に追われて大変な事になっていた。

福田さんのライブで知った彼だが、だいぶ前に、福生のライブハウス・GIN HOUSEのエミさんが、米軍時代にお店によく来たセシルさんの事を話してくれて、私は、凄いプレーヤーが無名の時の話を興味津々で聞いた。

 

つい先日、ライブの始まる前にドラムの林くんが知らせてくれた臼庭潤さんの死。

一瞬言葉を失った。

3年くらい前に、沼袋オルガンJazz倶楽部でドラムの福森くん、ベースの松岡くんとライブをやった時、当時彼らとバンドをやっていた臼庭さんが遊びに来てくれて、全曲一緒に演奏してくれた。

つたない私のピアノにもかかわらず、決して手を抜かない素晴らしい演奏だった。

 

思い出というよりは、断片的な記憶が短い動画のように次々よみがえってきて、ああ、あの時のあの人はもうこの世にいないのだと思うと、悲しいというより、さぞ無念だろうなぁと胸が痛む。

だって、ミュージシャンが楽器を演奏できなくなったらどんなに悲しいだろうか....。

 

「いやぁ、偶然こっちでチャーリー パーカーに会っちゃってさぁ、セシルが通訳でいてくれて、ホント助かっちゃったよ!」なんて、みんなで集まってわいわい盛り上がっている光景を想像してみる。

本当にそうだったらどんなに良いかなぁと思う。

 

Lamentは”深い悲しみ・哀悼の詩”という意味。 J.J.ジョンソン(1924-2001)が作った美しいバラードで、私もライブで時々演奏する。

マイナーの哀切な旋律が、曲の後半最後、徐々に明るみをおびてメジャーで終わる。

もしかしたら、誰か大切な人を亡くしたJ.J.が、私と同じような事を想像したのかもしれない。

この記事を書きながら、ふとそんな事を考えた。

 

 

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コメント: 4
  • #1

    Juicer Reviews (金曜日, 19 4月 2013 20:47)

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  • #2

    michiko (土曜日, 20 4月 2013 08:25)

    Juicer Reviewsさん、コメントありがとうございます!
    英語は苦手なので日本語でごめんなさいm(_ _)m
    Lamentは本当に美しい曲ですね。そして、深い悲しみと暖かな優しさが同居しているように感じます。大好きな曲です。

  • #3

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