左の私

”左の”、と言うと、近頃の風潮では何となく政治の匂いがしてくる。

とかネトとか、ネットでは左右両陣営(笑)が侃々諤々かまびすしいが、今日はそういう事とは全く関係無く、私の左半分についてふと思ったことを書きます。

 

ある日、鏡をまじまじ見ていた。(あまりに毎日、暇だ、、。 )

顔の左半分と右半分がかなり違う。

一般的に顔の左右が違うという事はよく知られていて、それぞれ対称形にしてみるとほとんど別人になる人までいるらしい。

それはそうなんだけれど、その日私は、造作というより、左右の雰囲気がずいぶん違うことに気が付いた。

どうしてそう感じるのかと思って見直すと、原因は眉だ。

私の眉毛は薄いのだが、右は薄いなりにキリッとしていて、左はぼやぼやっとしている。

眉のせいで、右は勝気で挑戦的、左は弱々しく遠慮がちに見える。

化粧の時は左右対称に修正するが、たぶん無意識に右に合わせている。

右の顔の方が好きなのだ。

 

考えてみれば、昔、捻挫でギブスまでしたのは左足だった。

足の格好も何故か右のほうが好きだったりする。

髪をアップにする時の夜会巻きも、迷うことなく右側重視だ。

 

ピアノを練習すると、右手は習得が早い。

左手は、   

「君、違うでしょう? どうしてそのタイミングで音、出しちゃうの?」といつも私に叱られている。

実際、左手があまりに思う通りに動かないので、私は練習のたびに腹を立てる。少しづつでもよくなっているのに、褒めることをしない。

 

なんか、可哀想だなぁ、左の私、、。

ぶきっちょで弱気で、いつもおどおどしている、、。

 

頑張れ、左の私!

君の努力を認めないやつなんて無視すればいいよ、君の良さは私が一番知っている!

だいたい強気が何だ!要領がいいのが良いことなのか?君はマイペースで進めばいいんだ!

 

、、ん?

まぁ、愛すべき左の私は、普段あまり自己主張をしないのだけれど、存在を改めて知ってもらって少し嬉しそうだ。

私も少し反省した。

 

コロナ自粛がこれ以上続くと、次は何を反省しだすんだろうか、私、、(笑)。

 

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コメント: 2
  • #1

    ぅぉ (日曜日, 09 8月 2020 12:47)

    以前 お話させていただいたのは、演奏中
    リズムにノリノリだったのは左足さんだったような。
    それはとても良い事かと。

  • #2

    michiko (月曜日, 10 8月 2020 08:29)

    あ、そうでした!^ ^
    ぅぉさん、すごい記憶力!
    でも、最近はおとなしいですよ、左足さん。
    私、ちょっと注意しちゃいました、、(またまた可哀想ww)