読みが長い漢字

ちょっと前に話題になったニュース。

 

『宮内庁長官、天皇陛下は五輪ご懸念と拝察』

とんでもない長官だ -_-;  驚いて憤慨した。竹田恒泰氏も”ポンコツ!”と批判しておられた。

でもどうせこれ、メディアお得意の切り取りなんじゃないの?

まぁ、それはそれとして、記事を読みながら全く別の事を考えた。

 

「詔」って「みことのり」と読むのかぁ、一文字ですごいなぁ、、、。

ほんのり感激した。

さっそく、”読みが長い漢字”をネット検索してみた。

 

「志」こころざし、「承る」うけたまわる

ふむふむ、格式高い雰囲気がそこはかとなく漂う、、。

 

「糎」センチメートル、「竰」センチリットル

へえ、漢字で書くとこうなるのね、、。

 

「艤」ふなよそおい

初めて聞いた、、。意味は出航の準備をすること。

 

「鯢」さんしょううお

山椒魚は知ってるけど、、。

 

調べると、どんどん凄いのが出現。

 

髪が少ない様  ハゲと言うより趣きがあります。

 

きょろきょろ見回す  字というより絵のような、、。

 

牛の歩みが遅い  そのまんまですな。


だんだん凄すぎて意味不明になってくる。

 

骨と皮とが離れる音  どんな音? 想像すらできない、、。

 

物陰から急に飛び出して人を驚かせる時に発する声  

これって「わっっ !! 」かな?


漢字はファンタジーワールドだ。

たった一つの文字に、古代の習俗や情景、その他たくさんの意味が込められている。

文字の歴史を勉強する事は、きっとどんなゲームよりもスリリングでアメージングに違いない。( ゲームというと急に英語になる ww)

 

個人的に面白いと思う漢字が「姦しい」。

女を3つで”かしましい”( =大変にやかましい )。

最初にこの字を作った人が、女のお喋りに心底閉口している顔がぼっと浮かんで、大昔の中国人をとても身近に感じてしまう。

 

それにしても、日本に漢字が残っていることは先人たちのGood Jobであったとつくづく思う。

韓国もベトナムも漢字を廃止したが、同音意義語にずいぶんと苦労しているはずだ。

日本は漢字のおかげで、効率よく文章を書ける。

孔子だって老子だってそのまま引用できるし、橋と箸を説明する必要もない。

 

平仮名・片仮名と一緒に使えば、まさに”鬼に金棒”だ。

漢字しかなかったなら、片時も辞書(スマホ?)を手放せないだろうし、学生時代は漢字テストで明け暮れ、西欧の人名や地名、哲学や科学などの学術語まで全部漢字で表記しなくてはならなかったろう。

 

昔の政治家や官僚・知識人は先見の明があったし、日本の為にと思う気概がきっとずば抜けていた。

そうでなかったら、極東の小さな島国がここまで発展しただろうか?

 

、、最近、ネットで話題のニュース。

 

・中国による人権侵害を批難する国会決議を、大物政治家が握り潰した。

・日本の多くの政党や政治家が、中国共産党100周年を称える祝電・メッセージを送った。

・国が支給するコロナ対策給付金を、経産省キャリア官僚が詐取した。

・一部の大手メディアは、捏造が既にバレているにもかかわらず、まだ世論を無責任に煽ろうとしている。、、等々。

 

日本、大丈夫かぁ?

ポンコツは宮内省だけじゃない。事件はそこらじゅうで起きてるんだ!

 

”読みが長い漢字”を検索しながら誇らしく膨らんでいた気持ちが、ペシャンコに潰れてしまった気がした。

 

む〜、残念、、。

 

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コメント: 2
  • #1

    ぅぉ (金曜日, 09 7月 2021 01:37)

    センチメートル と センチリットル が同じ漢字になっておりますよ。
    センチリットルは へん が立では? これ→竰 

    そもそも、日本ではあまりつかいませんねセンチリットル

  • #2

    michiko (金曜日, 09 7月 2021 09:36)

    ぅぉさん、ありがとうございます!修正しておきました!

    常用漢字になってない漢字がなかなか面白くて、漢字検定受ける人たちの気持ちがちょっとわかる気がしました ^ ^