大谷選手

昨日、虎ノ門ニュースを見ていたら、番組途中で「大谷翔平、米ア・リーグMVP受賞!」の速報が入った。

いつもはちょっとシニカルな理論派・高橋洋一教授が、子供みたいに手を叩いて大喜びだった。(なんか可愛かった・笑)

 

野球といえば、私の世代では『巨人の星』な訳で、”どんなに練習が辛くても意地と根性で乗り越える”みたいな、汗と涙の塩辛いイメージなのだが、大谷選手はレモンスカッシュの甘く爽やかな香りが漂うようだ。

気負いのない、開けっぴろげな笑顔を見ていると、『巨人の星』世代の私たちとは隔絶した( 進化系ではない )全く新しい日本人のような気がしてくる。

夏の東京オリンピックでも、そういう軽やかな空気を纏った若い選手が何人もいた。

凄いなぁ、最近の若者、、。

驚き感心するというより、高橋教授のように手を叩いて喝采を送りたくなってしまう。

 

自分を信じる強さと、自分を楽しむ陽気さ。

 

数十年後、彼らが日本の社会--スポーツに限らず、教育や経済、もしかして政治の世界で活躍するようになったら、日本はどんなふうに変わるだろう?

そう考えたらワクワクしてきて、地球人が火星人になる日よりもずっと楽しみになってきた(笑)。

頑張って長生きしようと思った、マジで。

 

日本人選手の受賞は2001年のイチロー氏以来なのだそうだ。

イチロー選手がアメリカ大リーグで大きな話題になっていた頃、ライブハウスのお客さんにぽそっと言われた。

 

「田崎さんの顔ってイチローに似てるよね。」

 

これってどういうことなのか、いまだに謎なんだが、、。