最近、世の中があまりに息苦しい。
シンプルな事をああだこうだと変に捻じ曲げて騒ぐ人たちがいて、本当に疲れる。
何故なんだと思う。
つまらない事で悩みたくないので、ストレス解消に本を読んだり映画を観たりしている。
その中で、とても興味深い映画があった。
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』(『Shock and Awe』米・2017年 )
***イラク開戦をめぐる「大量破壊兵器」捏造問題を実話を元に描く。
〜中略〜 映画ではブッシュ元大統領を始め、多くの政治家たちのテレビでの発言が引用され、その背後で新聞記者たちがどのように考え行動していたのかを描き出している。(Wikipediaより)***
2003年のイラク戦争。
アメリカのほとんど全ての主要メディアは、ラムズフェルド国防長官とチェイニー副大統領の嘘を鵜呑みにしたフェイク報道を続け、とうとう米国や同盟国を開戦へと追い込んだ。
アメリカ、ほんと酷い、、。
--『バイス』(『Vice』米・2018年 )はチェイニー副大統領の伝記的映画だが、これを観ると、さらに当時のグダグダさがよく分かる。--
アメリカの大手メディアがいかに信用できないかは、2020年大統領選挙でトランプ追い落としの為に何をやったかを見ても明らかだ。
映画『記者たち』で描かれたような真実を追求する記者は、きっと一握りの稀少な存在なんだろう。
でも、こういう政治的な映画を撮って、世界で上映して、興行収入まで上げるって、アメリカはやっぱり凄い国だと感心する。
『新聞記者』(日本・2019年)なんてトンデモ映画が日本アカデミー賞を受賞しているのと比べると、レベルが違いすぎてため息が出る、、。
アメリカも日本も大手メディアが腐敗しているのは同じだが、一つ大きな違いがあると思う。
それは、日本では多くの国民がテレビや新聞が報道することをまるっと信じてしまうこと。
メディアの嘘がこれまでに散々暴かれてきたアメリカ社会では、さすがに信じる情報弱者は少ないようだ。
善良な日本人は、公共の場で大声で主張する人がいれば、耳を貸してしまうのかもしれない。
日々忙しいから、それが嘘か本当かなんて調べる余裕がないのかもしれない。
複数の人が指をさして断定すれば、真実なんだろうと思ってしまうのかもしれない。
映画『記者たち』が描いたのは20年前のアメリカだが、アメリカのメディアは全く良くなっていない。かえって後退しているかもしれない。
日本はどうだろう?
真実を追求する記者は生き残れるんだろうか?
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ぅぉ (日曜日, 18 9月 2022 09:25)
そういや、先日 飯山陽さんが 映画「戦場記者」を
ぶっ叩いてはりましたね。w
michiko (日曜日, 18 9月 2022 11:13)
見ました〜ww
飯山さん、怒ってましたね〜。
以前から、あの記者さんの厚顔無恥(無知ww)っぷりを暴いてました!
ぅぉ (月曜日, 19 9月 2022 00:30)
T○Sだからねー とか、この件については、笑ってみてました。
先日、ア○マプライムだったか、ネットの番組みてると
ちうかくは の区議が 自分ところで出してる新聞記事をネタに
とんでもないことを言って、国葬反対いってるのを見て
笑いや、怒り通り越して めが点に。
そこに出演していた、ひろ○きさんが、「え?ほら■ちさんて、
本名なんですか? 芸名?」とまで言って、司会者にいなされてたw
いや~ 日本 はんぱないわ~ww
michiko (月曜日, 19 9月 2022 07:45)
ほら○ちさん、杉並区選出なんですよ(涙)。
( ついでに言うと、杉並区は立憲民主党推薦の区長さんが、ついこの前当選してました、、。)
国葬反対の人たちがどういう人たちか、世の中の人がもっと知るべきと思います。
テレビが( NHKまで!)、いかにとんでもないことも、、。