イスラエル

イスラエルが大変なことになっている。

日本人が想像もできないほどの憎悪の連鎖がもう何十年も続いていて、この一週間、非常な緊張状態にある。

幸いなことに私はTVを見ないので、日本の大手メディアが流す”ほんとかな〜?”の状況解説を見ないですんでいる。

もうだいぶ前から、中東関係について、インターネットにある外信や外国人ジャーナリストの記事の方が信頼できると思っていた。

 

今朝、YouTubeを見たら、イスラム思想研究者・飯山陽氏が盛大に怒っておられて(笑)、日本のメディアや学術界の偏った論調を小気味よく論破していた。

やっぱそうだよ〜、と思って安心した。

 

それほどの権威を持たない一女性研究者と、立派な肩書きを持ってTVに出まくっている国際政治学者と、どっちを信じるか?

 

これは人それぞれだし、私自身、中東紛争についてちゃんと勉強したわけではないからはっきりとは分からないのだが、過去にいろいろなニュースやドキュメンタリー報道で見聞きした事と、現在ハマスがやっている極悪非道な事とを考え合わせると、飯山陽さんの主張が正しんじゃないか。

つまり、イスラエルがやろうとしていることを世界は批判できないんじゃないかと思う。

もちろん、歴史を見れば、さらに複雑なんだろう。

中東は、大義名分を掲げるテロリストのせいでまさにめちゃくちゃにされてきて、何が真実なのか、ちょっとやそっとでは分からなくなっている。

だからこそ、専門家の方々には、常にアップデートされた正しい情報を伝えて欲しいとほんとに思う。

 

イスラエルのことで、今でも強烈な記憶として残っているのは、1995年のラビン首相暗殺だ。

イツハク・ラビンは、イスラエルの首相として、1993年オスロ和平合意 (イスラエルとパレスチナ解放機構PLOの間で同意された一連の協定)に調印した。

この歴史的な瞬間を、私はTVの衛星放送でリアルタイムで見ていた。

アラファトと握手した時の、ラビン首相のこわばった表情を今でもよく覚えている。

世界はこれから良くなるのだと心から思った。

(和平合意に調印後、握手をするラビンとアラファト) Wikipediaより

 

その2年後の1995年11月、テルアビブで催された平和大集会で、ラビン首相はたくさんの人々のいる中で至近距離から銃撃され、殺害された。

犯人は、和平反対派のユダヤ人青年。

なんでこんなことが起きるのか、とっさに理解できなかった。

だって、これから平和が訪れるんじゃなかったのか、、。戦争がやっと終わるんじゃなかったのか、、。

 

あれから30年も経つが、世界は良くなるどころかますます酷くなっているように見える。

日本国内だって、不安要素がどんどん増えてきていて、いったいこれ、どう解決するんだろう?

 

う〜、大丈夫か、世界。大丈夫か、日本、、。

 

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コメント: 4
  • #1

    ぅぉ (火曜日, 17 10月 2023 17:34)

    いかりちゃんが、闇のくまさんをぶったたいてた。
    結構真顔でみてたんだけどなー。

  • #2

    michiko (火曜日, 17 10月 2023 18:07)

    私が見たのは、15日朝の動画。
    いかりちゃん、マジ切れしてたww
    なんかすごく、彼女の気持ち分かってしまって、、。日本の学術界の闇を見た感じ。
    今、病気でお休み中の岩田温氏も、日本の政治学界の大偏向ぶりを嘆いていたし、、。
    15日夜の山口敬之氏チャンネル-ニコニコ動画-が、すごく分かりやすかったです。
    中東は、本当に複雑怪奇。イギリスってまさに悪党!ww


  • #3

    ぅぉ (水曜日, 18 10月 2023 19:58)

    なんか、百田さんの党、名古屋市長招き入れたら
    高須さんが、ぶちぎれてたり、なんだかなーと
    思ってみたり

  • #4

    michiko (水曜日, 18 10月 2023 21:21)

    百田さん、敵多そう、、。
    有本さんは、めっちゃ有能でびっくりした o_o
    とりあえず、保守派政党には頑張ってもらいたいです!
    これからいろいろありそうだけど、、。